こんにちは。PPPです。
今回は箕面(みのお)ビールの桃ヴァイツェンを飲んでいきたいと思います。
箕面ビールは大阪にある地ビール会社で普段はスタウトやペールエールなどのデイリービールを売っていますが、今回の桃ビールやゆずビールのように期間限定で珍しいビールを製造、販売しています。
まあ詳しくはHPを見てみてください。(丸投げ)
せっかく初めて4大会社(アサヒ、サッポロ、サントリー、キリン)以外のビールについて書くので、レビューする前に今回飲むビールについて少し解説したいと思っています。
この記事を読んでる皆さんの多くは「ビールに果物が入っているなんて珍しい」とお思いになっていると思いますが、実は果物が入っているビールというのはあまり珍しいものではありません。例えばレモンを入れるのはかなりメジャーで、キリンも『フレビア』という名前でレモン果汁入りのビールを販売しています。(現在でもコンビニで販売していると思うので飲んでみてください)
他にもチェリーやカシス、オレンジが入ったビールは見かけたことがありますし、果物という枠を取り払うと、牡蠣や山椒、紅茶入りのビールなんてのもあります。
こういったビールは普通のビールとは一線を画す独特の味であることが多く、ビールは苦くて嫌いと言った人にもおすすめです。
次に記事のタイトルを見て「ヴァイツェンって何?」という疑問を持った方もいると思います。ヴァイツェンというのはビールのスタイルの一つです。ビールは製造方法によって様々なスタイルに分類されます。例えば私達が普段飲んでいるビールの殆どはピルスナーというスタイルです。
様々なスタイルについてはいつかまた書くとして、ヴァイツェンというのはざっくり言うと小麦を用いたビールのことです。小麦を用いたビールは苦味が少なく、酸味や甘みが強いのが特徴です。なのでビールが苦手という人にはなかなか良いビールなのではないでしょうか。
御託はこれくらいにして
飲んでみた
色は白っぽく濁った黄色、ピルスナーのような透明さはない
王冠をかぶってる猿が王冠に書いてある(激ウマギャグ)
匂い
焼きたてのパンのような小麦のいい匂い。クローブの匂いもする。桃は後からほんのり香る程度。
味
桃の甘みはほとんどしないが、酸味はしっかり感じられて桃をかじってるような果実感がある。小麦の味はあまりしなくて酸味が強めで爽やか。キレが良く後味はかなりドライ。
甘味2
酸味4
苦味1
コク2
キレ4
感想
甘い桃ジュースを想定していた自分からすると肩透かしな感じだが、完成度は高くて美味しい。キレがいいのでごくごく飲めそう。
9月に出荷されたビールなので店頭で手に入るかはそろそろ微妙なところですが、一般販売が10月にあるみたいなのでよかったら購入してみてください。おすすめです。
桃ヴァイツェンのお知らせ<一般のお客様へ> | 大阪・箕面(みのお)で生まれた地ビール 箕面ビール ::: MINOH BEER
今回はこのへんで。